アメリカはサンディエゴを拠点に活動するスケートボードカンパニー"LURKVILLE SKATEBOARDS"と80年代後半から90年代初頭に活躍し30年近く経った今も多くのスケートボーダーを魅了するマット・ヘンズリーのゲストモデルを使用したコンプリートセット。
ゲストモデルとはチーム所属ライダー以外のスケーターを自分のブランドのモデルとして発売する事で、ブランドとライダー双方にリスペクトのある関係ではないと実現しない意味の深い一枚なのです。
マット・ヘンズリーはプロスケーターとしても超一流だがアーティストとしても超々一流で世界的に有名なアイリッシュパンクバンドFloggingMollyというバンドのアコーディオンを勤めている事からデッキグラフィックはLURKVILLEらしさにヘンズリーテイストを加えた物となっています。
こんな素晴らしいデッキを使うのだから中途半端なセッティングは組めない。。。悩みぬいたこの一台。オールドスクールスタイルの現代版といった所です。
ヘンズリーが活躍した80年代後半から90年代に流行したトリックは今も色あせる事無く次の世代によってより昇華しています。スラッピー、ボンレス、ノーコンポライなどのオールドスクールなトリックはティーンエイジャーにも渋いトリックとして好まれ新たな形で進化しています。オールドスクールなこのセッティングも世代に関係なくあの時から一周し進化したオールドスクールスタイルの現代版。
デッキのシェイプはオールドスクールの定番、スクエアシェイプのテールに先の尖ったノーズ。スクエアシェイプはトリック時のスタンスに安心感があり、尖ったノーズはウォールライドが入りやすく抜けやすいなどといった特徴があります。
デッキ幅は一番太い所で8.5インチ、テール側のトラック部分は8.25インチとなっているため安定感がありながら操作性も良いです。
トラックにはINDEPENDENT TRUCKを使用。これに関してはまさにセオリー通りといったとこで多くの方がこのセッティングにはINDYを選択するでしょう。正解は無いのですがスケートボードのカルチャー的にこれが正解に近い組み合わせになると思いいます。
INDYは発足より35年を超えるトラックカンパニーで特徴は動きの良さ、グラインドのスムース差にありオールドスクールトリックに見事はまっております。もちろんそれだけではなく、どんなスタイルのスケーターにも愛される非常に人気の高いトラックとなっています。
ウィールには1976年に誕生した老舗ブランドウィールブランドOJ WHEELを採用。その歴史あるOJ WHEELが新開発した高品質ウレタンを使用したエリートシリーズ。従来の物と比べ、よりスピードを追及。高品質ウレタンを使用しているので耐久力もぐっと向上しています。
ベアリングには新しい風をと2015年に誕生したベアリングカンパニーBRONSON SOEED CO.を採用しました。その上位に当たるグレードのRAWを使用。通常ベアリングにはシールドと言われるカバーが付けられているがRAWはシールドを取っ払った中身むき出しの仕様になっています。
単純にその見た目がカッコいいのとRAWならではのベアリングの回転音が男心をくすぐります。もちろん耐久力も高く回転性のも折り紙つきです。
手前味噌ですがなかなかに渋い男クサいコンプリートセットに仕上がってると思います。新旧合体した不変にして王道なコンプリートセットです!